少し怖い話
みなさんこんにちは!こんたろーです。
熱いお茶とチョコレートってめちゃくちゃ合いませんか!? え?年寄りみたい?僕もそう思います。
本日は、どう考えても時期間違えてる『怖い話』をしていこうと思います。
僕は霊感は皆無ですし、実際に起きた話なのですごく地味で、特に盛り上がるようなオチもありません。
その分、後味が悪いです。(笑)
では、どうぞ。
これは、今から5年前の冬の出来事です…(目を細めて出来るだけ低い声で話し始める)
彼女(今の嫁)と、福井県に旅行に行ったんです。
冬の福井は寒くて、雪の時期は終わってたはずですがまだ所々残っていました。
ゴツゴツした険しい岩壁。打ち寄せる荒波。絶景の日本海。
そんな東尋坊に、二人で行ったんですよ。
で、たしか天気がめちゃくちゃ悪くて、これ行ける?ってなってしばらく駐車場に停めた車で待機してたら、雨が止んだので「ここぞ!」とばかりに出発!
流石、国の天然記念物に指定されているだけあって、そんな悪天候の中でも僕たちのような観光客は居ました。
東尋坊といえば、日本を代表する絶壁として有名ですが、
もう一つ。
日本を代表する自殺スポットとしても有名です。
それは知っていたので、少しだけ怖い気もしましたが、なんせ二人とも霊感なんて無いので、別に気にせず。
絶壁に着くまでの道に、商店街が立ち並んでいて、めちゃくちゃ観光地じゃん!ってなりましたね。
いざ絶壁に着くと、やはり観光客はチラホラいます。
そもそもこんなに人がいる所で自殺って難しそうだなー。と思いながら崖下を覗きましたが
なるほど、これは死ぬわ。っていう景色でした。タマヒュンでした。
で、いろいろ写真を撮ったりして楽しんだので帰ることになりました。
そして最後に、出入口?にあった、東尋坊の看板の前で写真撮りたいね。ってなったんですが
自撮り棒なんて持っていない。
せっかくだから誰かにお願いしようかな?と思っていたら、一人の女性がやって来ました。
長い黒髪で、年齢は20代中〜後半くらい。綺麗な人でした。お連れは誰も居なくて、一人で来ている様子でした。
「撮りましょうか?」
ありがたいことにそう言ってもらえたので、お願いしました。
スマホを渡し、二人で看板の前に立って写真を撮ってもらいました。
「あ、、もう一枚撮ります」
特に本人は笑ったりしていなかったけど、言い方的に少し失敗したか、もしかしてどっちかが目閉じてた?ってなりましたね。
で二枚目も撮ってくれて。
撮り終わると、次の写真は上手くいったのか、画面を見て「はい」と頷くと、僕たちにスマホを返してくれました。
僕「ありがとうございます〜!!、撮りましょうか?」
一人だし、どうだろう?って思ったけど一応聞きましたが
「いえ大丈夫です」
初めてにっこり笑うと、そう言って軽く会釈をして絶壁の方へ向かいました。
僕たちは駐車場まで戻って車に乗りました。
何故かそれまで、撮ってもらった写真を一度も確認していませんでした。
で、写真見よーってなって、そしたら、一枚は綺麗に撮れています。
が、もう一枚は、あの撮り方でそうなる?
っていうくらい、ブレッブレなんです。
スマホを落としながらシャッター切ったみたいな。
もちろんそんな様子はなかったし、しっかり撮ってもらえてました。
僕らはどんな構図か知ってるから辛うじてブレた色合いで分かるけど、何も知らない人に見せたら何の写真か分からないくらいです。
「えぇ!めっちゃブレてる!!(笑)」
その時は思わず二人して笑っていました。
そして、帰宅してから写真を見返していたら、気付いたんです。
このブレッブレの写真
二枚目に撮られた写真なんです。
気付いた瞬間、え?
ってなって。
あの反応なんだったんだろう。。
とか
東尋坊だからもしかして、、?
っていうのも考えちゃって。
でもせっかく撮ってくれたし、削除するのも失礼な気がして。
だから、多分その二枚の写真は前のスマホに残ってますね(笑)
いや別に霊的なものじゃない!
…と信じてるので!うん!
………でも少し怖くない?
百歩譲って、二枚目撮っておきながらブレちゃったのが恥ずかしくて何も言わなかったとしても、あのブレ方は、、正直異常でした。
っていう話でした。
その後、別に何か変な現象が起きるとかは無いし、何度も言いますが霊感が皆無なので(笑)
なんとなーく、思い出したの書いてみました。
ゾッとした?
それでは今日はこの辺で!
また次の記事でお会いしましょう!バイバイ!!